EMBRYOGLUE®
胚移植のために開発された高濃度ヒアルロン酸含有培養液。
説明
ヒアルロナンと組換えアルブミンを添加した重炭酸塩緩衡培養液。
用途
胚移植用培養液。
適用
37℃、6%CO2 環境下で平衡化してから使用。
保管
2℃~8℃の冷暗所で保管。
商品番号 10085
単位 1x10mL
商品番号 10168
単位 5x1.5mL
子宮への胚移植
胚移植は、IVF治療において重要な手技の一つです。EmbryoGlueは、胚移植のために開発された培養液で、妊娠着床率の結果も報告されています。基本組成は栄養豊富な胚盤胞用培養液で、高濃度ヒアルロナンと組換えヒトアルブミン等が含まれています。着床をサポートし、自然妊娠時の子宮内環境により近い条件で胚を子宮へ移植するために開発されました。
症例数及び有害事象
胚移植にEmbryoGlue を使用した場合の臨床妊娠率は、低濃度ヒアルロナンまたはヒアルロナンが添加されていない従来の培養液(41.5%)に対して49.5% という結果が報告されています。コクランレビューに収載されている13文献において、3200症例以上を対象としたメタアナリシスが実施されましたが、流産やその他の有害事象の報告はありませんでした。
子宮内で胚が着床するまでのEmbryoGlueの役割
高濃度ヒアルロン酸培養液EmbryoGlueは移植された胚の着床をサポートする成分を豊富に含んでおり、その他の基本組成も子宮内の環境に近づけております。
こちらのビデオではEmbryoGlueの特徴、またEmbryoGlueが胚移植に用いられた際の例を示しています。
胚移植における豊富な臨床成績がある信頼と実績をもつ培養液
EmbryoGlueは2003年の発売以降、世界中のクリニックで100万件以上の胚移植に使用されており、数多くの臨床実績が報告されています。
こちらのビデオではEmbryoGlueの特徴、またEmbryoGlueが胚移植に用いられた際の例を示しています。
本案内の対象商品は研究用試薬です。医薬品医療機器等法の定めるところの『医薬品』『医薬部外品』ではございません。
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